エコキュート交換費用の相場
この記事の結論
- 業者などの公開情報では、補助金を使う前の総額は40万円台〜60万円台が多い
- 費用は本体価格・標準工事費・処分費の合計。見積もりは総額と型番で比べる
- 容量・タイプ・設置条件で変わり、切り替え工事や寒冷地仕様は追加費用がかかりやすい
- 条件を満たす機種なら国の補助金で1台あたり最大10万円の補助がある
エコキュートの交換費用は、本体の価格と工事費を合わせた総額で考えます。このページでは、業者などが公開している価格情報を比べて、交換費用の目安と、費用が変わるポイントを整理します。
なお、当サイトは給湯器の販売や施工を行っていません。以下の金額は各社の公開情報であり、実際の費用は見積もりで確認する必要があります。
公開情報から見る交換費用の目安
複数の業者などが公開している価格を並べると、次のとおりです。条件(税込か税別か、補助金を差し引いているか)がそれぞれ異なるので、その点に注意して見てください。
| 公開元 | 公開されている金額 | 条件 |
|---|---|---|
| 交換できるくん(交換業者) | 施工事例の57%が総額40万〜50万円未満、26%が50万〜60万円未満 | 本体+工事費の総額 |
| 鈴与商事(ガス・住宅設備会社) | 35万〜55万円程度 | 補助金(7万〜10万円)を差し引いた後の実質価格 |
| 東京電力エナジーパートナー EV DAYS(施工業者への取材記事) | 370L:59万8,000円〜(税別)、460L:64万8,000円〜(税別) | 本体+工事費+処分費の一式 |
これらを踏まえると、補助金を使う前の総額は、40万円台から60万円台に収まるケースが多いと考えられます。ただし、容量やタイプ、設置場所の条件によって、この範囲を超えることもあります。
費用の内訳
交換費用は、主に次の3つで構成されます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 本体価格 | ヒートポンプユニット、貯湯タンク、リモコンなど |
| 標準工事費 | 既存機器の撤去、新しい機器の設置、配管・電気の接続、試運転など |
| 処分費 | 撤去した機器の運搬・処分 |
見積もりでは、これらがまとめて「工事費込み」と表示されることもあれば、別々に記載されることもあります。比べるときは、必ず総額で比べましょう。
参考として、交換できるくん(交換業者)が公開している工事費(撤去・処分などを含むパック料金)は、エコキュートからエコキュートへの交換で139,800円(税込)、電気温水器からの交換で154,800円(税込)です。
容量による違い
タンクの容量が大きいほど、本体価格は高くなります。交換できるくん(交換業者)が公開しているフルオートタイプ(総額)の例では、次のようになっています。
| 容量 | 総額の例 | 目安の世帯人数 |
|---|---|---|
| 370L | 421,360円〜530,300円 | 3〜4人 |
| 460L | 445,846円〜562,970円 | 4〜5人 |
| 550L | 569,033円〜589,480円 | 5人以上 |
世帯人数の目安は一般的な考え方で、お湯の使い方によって変わります。
タイプによる違い
同じ容量でも、機能や形状によって価格が変わります。鈴与商事(ガス・住宅設備会社)が公開している総額の目安(補助金を差し引いた後)は次のとおりです。
| タイプ | 370L | 460L |
|---|---|---|
| 標準タイプ | 約36〜44万円 | 約39〜47万円 |
| 高圧給湯タイプ | 約41〜48万円 | 約44〜51万円 |
| 薄型タイプ | 約43〜51万円 | 約47〜55万円 |
- 高圧給湯タイプ:シャワーの水圧を強くしたい場合に選ばれます。
- 薄型タイプ:設置スペースが狭い住宅向けで、標準タイプより高くなる傾向があります。
- 給湯機能:お湯はりから保温・足し湯まで自動で行う「フルオート」、お湯はりを自動で行う「オート」、給湯だけの「給湯専用」があり、機能が多いほど高くなります。
追加費用がかかりやすいケース
標準工事に含まれない作業が必要になると、追加費用がかかります。見積もりの前に、次の点を業者に伝えておくと、後からの追加請求を防ぎやすくなります。
- ガス給湯器や電気温水器から切り替える場合:電気工事(専用回路の増設など)や配管工事が必要になることがあります。
- 設置場所が変わる、または狭い場合:基礎の作り直しや、搬入経路の確保が必要になることがあります。
- 寒冷地の場合:寒冷地仕様の機種が必要になり、本体価格が上がります。
- 配管やリモコンが古い場合:配管やリモコンの交換が追加になることがあります。
費用を抑えるためのポイント
- 補助金を使う:条件を満たす機種なら、国の給湯省エネ2026事業で1台あたり最大100,000円の補助を受けられます。詳しくはエコキュートの補助金を確認してください。
- 複数の業者から見積もりを取る:同じ機種でも、業者によって本体の割引率や工事費が異なります。
- 必要な機能を見極める:使わない機能のために上位機種を選ぶと、費用が上がります。
- 故障する前に検討する:お湯が出なくなってから急いで交換すると、比較する時間が取れません。使用年数が10年を超えたら、早めに見積もりを取っておくと安心です。
見積もりの取り方や、見積書で確認すべき点は、エコキュート交換業者の選び方で解説しています。
出典・参考情報
- 交換できるくん「エコキュートの交換費用相場」(2026年9月28日確認)
- 鈴与商事「エコキュートの交換費用の相場はいくら?」(2026年8月7日更新)(2026年9月28日確認)
- EV DAYS(東京電力エナジーパートナー)「エコキュートの交換費用はいくら?」(2025年2月7日更新)(2026年9月28日確認)
- 給湯省エネ2026事業【公式】事業概要(2026年9月28日確認)
- 給湯省エネ2026事業【公式】ヒートポンプ給湯機(エコキュート)の要件(2026年9月28日確認)
- 給湯省エネ2026事業【公式】トップ(予算執行状況)(2026年9月28日確認)