ガス給湯器の交換費用の相場

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この記事の結論

  • 業者などの公開情報では、総額10万円台〜20万円台が多い
  • 費用は号数(16・20・24号)とタイプ(給湯専用・オート・フルオート)で大きく変わる
  • 今と同じタイプ・同じか大きい号数を選ぶのが無難
  • エコジョーズは排水工事が必要。国の給湯省エネ2026事業の補助対象ではない

ガス給湯器の交換費用は、本体の価格と工事費を合わせた総額で考えます。このページでは、業者などが公開している価格情報を比べて、交換費用の目安と、号数・タイプによる違い、費用が変わるポイントを整理します。

当サイトは給湯器の販売や施工を行っていません。以下の金額は各社の公開情報であり、実際の費用は見積もりで確認する必要があります。

公開情報から見る交換費用の目安

公開元 公開されている金額 条件
交換できるくん(交換業者) 総額10万〜15万円未満が34%、15万〜20万円未満が21%、20万〜25万円未満が18%、5万〜10万円未満が14% 同社の販売実績の分布(本体+工事費)
リショップナビ(リフォーム一括見積もりサイト) 10万〜30万円程度。平均18.7万円、最も多い価格帯は15万〜20万円 本体+工事費の総額

これらを踏まえると、ガス給湯器の交換は、総額10万円台から20万円台に収まるケースが多いと考えられます。エコキュートの交換(総額40万円台〜60万円台が多い)と比べると、初期費用はかなり低くなります。

費用の内訳

項目 内容 目安
本体価格 給湯器本体、リモコン 号数・タイプ・エコジョーズかどうかで変わる
工事費 既存機器の撤去、設置、配管・リモコンの接続、試運転、処分など リショップナビ(リフォーム一括見積もりサイト)では3万〜8万円程度

交換できるくん(交換業者)の工事費パック(撤去・運搬・部材・処分などを含む)は37,800円からとなっています。見積もりを比べるときは、工事費に何が含まれているかをそろえて、総額で比べましょう。

号数による違い

号数は、給湯器が一度に出せるお湯の量を表します。リンナイの説明では、号数は「水温+25℃のお湯が1分間に出る量(L)」で、1分間に24L出せれば24号です。

号数 目安
16号 単身世帯、1か所ずつ使う場合
20号 2〜3人世帯、2か所程度で同時に使う場合
24号 4人以上の世帯、3か所程度で同時に使う場合

号数が大きいほど本体価格は高くなります。冬は水温が下がるため、同じ号数でも一度に使えるお湯の量が減ります。シャワーとキッチンを同時に使うことが多い家庭では、今と同じか、それ以上の号数を選ぶのが無難です。

タイプによる違い

給湯器の機能によって、価格が大きく変わります。交換できるくん(交換業者)が公開している戸建て壁掛けタイプ(16号)の総額例は次のとおりです。

タイプ 機能 総額の例(16号)
給湯専用 蛇口やシャワーにお湯を出すだけ。お風呂のお湯はりは手動 85,072円〜127,833円
オート お湯はり、保温を自動で行う 151,185円〜211,032円
フルオート オートの機能に加えて、足し湯や配管の洗浄も自動 176,794円〜230,533円

今と同じタイプに交換するのが基本です。給湯専用からオートに変えるなど、タイプを変える場合は、浴槽側の工事が必要になることがあります。

エコジョーズ(高効率タイプ)にするか

エコジョーズは、排気の熱を再利用してガスの使用量を減らす高効率タイプの給湯器です。従来型より本体価格は高めですが、ガス代を抑えられます。リショップナビ(リフォーム一括見積もりサイト)では、エコジョーズの20号で、オートタイプが14.5万円〜、フルオートタイプが15.7万円〜(本体+工事費)とされています。

  • エコジョーズは、運転中に出る水(ドレン水)を流すための排水工事が必要です。従来型から交換する場合は、設置場所で排水できるかを見積もりの際に確認しましょう。
  • 国の「給湯省エネ2026事業」の補助対象は、エコキュート、ハイブリッド給湯機、家庭用燃料電池(エネファーム)です。ガス給湯器のエコジョーズ単体は、この補助金の対象ではありません。

追加費用がかかりやすいケース

  • 設置場所や設置タイプを変える場合(壁掛けから据置きへ、など)
  • マンションのパイプスペース(PS)設置で、対応する機種が限られる場合
  • 配管やリモコンが古く、交換が必要な場合
  • 従来型からエコジョーズに変えて、排水工事が必要な場合

修理か交換か

ガス給湯器が故障したときに、修理と交換のどちらがよいかは、使用年数が目安になります。給湯器メーカーのノーリツは、製品が10年以上使われている場合は交換を勧めています。

お湯が出ないときに、まず自分で確認できることは、ガス給湯器のお湯が出ないときの確認手順にまとめています。

見積もりを依頼するときのポイント

  1. 今の給湯器の型番を控えておく:本体の銘板に書かれています。号数やタイプが業者に正確に伝わり、見積もりが早くなります。
  2. 2〜3社から見積もりを取る:同じ機種でも、本体の割引率や工事費が業者によって異なります。
  3. 総額と、追加費用がかかる条件を確認する:見積もりの比べ方は交換業者の選び方で詳しく解説しています(エコキュート向けの内容ですが、見積もりの確認ポイントはガス給湯器でも共通です)。

出典・参考情報